2025年10月の消防避難訓練

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先月、年に2回の「消防避難訓練」を行いました

訓練一週間前からスタッフ同士で小ミーティングを開き、意見を出し合いながら卓上シミュレーションも実施。今回はその実地訓練であり、実際にやってみる中で出てきた課題や成果を整理し、マニュアルをブラッシュアップしていくことが目的です。

想定は、

①千葉県沖を震源に(東日本大震災の県内震度と同じ)「震度5強」の地震が発生
②利用者様の携帯電話が落ち強い衝撃からリチウムイオンバッテリーが爆発・炎上

の二つ。①は利用者様も「全員参加」で安全確保やスタッフの指示に従うことの練習を、②は代表4名の方に実際に誘導に従い避難していただく練習を行いました(詳しくはインスタ動画を参照)。

有事の際、スタッフ一人一人の役割の明確化、利用者様への適切なお声がけ、安全かつ円滑な避難誘導などポイントに行いましたが、やってみるとやはり様々な課題が見えてきました。

訓練後のアンケートでは、スタッフからは

「そもそも、倒れやすい機材や家具をあらかじめ固定化しておく必要があるのではないか」
「普段出口が塞がれている非常口も環境を整えて避難経路に追加した方がいいのでは」
「効果的な消火器の位置を今一度、検討するのはどうか」
「目や耳の不自由な方のための配慮が必要。有事の際のプラカードなどを事前作成しては」
「自力だけではなく、いざという時に地域の方にも協力いただける仕組みづくりが必要ではないか」

など建設的な意見を沢山いただきました。これからこうした課題や成果を整理し、しっかりマニュアルに落とし込んで参ります。避難訓練にご協力くださった利用者の皆様、大変にありがとうございました。

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